
13回目となる東淀川区府営住宅連絡協議会の主催で、東淀川警察の生活安全課の警察官に来て頂き、東淀川区内の公営住宅の犯罪状況と防犯対策について学習会をしていただきました。
現在、区内の府営住宅で多いのはオートバイ盗と部品狙いだそうで、昔と違って生活の為に盗る人が増えていて、そういった人は生活が懸かっているので計画的に行うそうです。
又、変に捕まえてやろうとかすると車ではねて殺してでも逃げようとするので、手を出さずすぐに警察に通報する様アドバイスを受けました。
又数分で犯罪を行い、何台も続けて行う事象も増えているそうです。
まず自動車の中に物を置かない!
リンゴを入れた袋を置いていただけで窓を割られて盗られた事例があるそうで、数百円のリンゴの為に7万近い修理費がかかってしまいます。
又、ナンバープレートを盗るのは盗難車に付けて犯罪に使用するためでこれだと防犯カメラに写っていてもナンバーは人のものなので足がつかないとと犯罪に及ぶそうです。
防犯カメラの効果は絶大で、警察・地域・カメラの三位一体で犯罪を防ぐことが大切と力説されていました。
バイク・自転車に二つのロック(ツーロック)をすると格段に盗難は防げるとアドバイスを受けました。
特に自転車は歩くのがしんどいとか以前盗られたからとか安易に盗んでいく例が多いらしく、駅前や遊戯施設の前に置くと盗られ易いようです。
又、車の内蔵型ナビは意外と簡単に盗れる事や、青パトの巡回時に変質者を見つけ警察に通報した事で現行犯逮捕出来た事等、青パトの効果もおっしゃっていました。
街頭犯罪にも言及されていて、ひったくりは、これも生活の為にする件数が増えており、やられるのは20代と50代のバックを持った女性だそうです。
女性はバックに全財産を入れている場合が多く狙われやすいとおっしゃっていました。
地域の高い防犯意識とはっきりとした地域の目が犯罪を防ぐことを学びました。
広い地域で一斉に車のナンバープレートの防犯ねじを購入し交換した地域もあるらしく、様々な防犯に関わるまちづくりの例も教えていただき大変参考になった学習会となりました。
一人一人が防犯意識を高め、地域で犯罪を起こしにくい街づくりを協働で作る事が大切だと思いました。
皆さんも、防犯意識を高めていきましょう!
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