放課後子どもプラン指導者研修会
9/21に新大阪「レ・ルミエール」ホールにて、厚生労働省と児童健全育成財団主催・文部科学省後援の放課後子どもプラン指導者研修会が開催されam10:30~pm4:00まで参加して来ました。
テレビ寺子屋等でマスメディアにも良く登場される財団の常務理事で事務局長の鈴木一光先生の開会の挨拶は、「福祉は人也」「福祉は幸せ」と言ういつもながら素晴らしい内容のお話で、心に響きました。
行政説明は、厚生労働省の雇用均等・児童家庭局育成環境課予算係長の百瀬氏による前回以降の動きや全国の各自治体へ行った放課後子どもプランに関するアンケートの結果についての報告で、実際のニーズと行政の考えるニーズのズレ等も浮かび上がっていて大変参考になりました。
昼食休憩の後は財団の企画調査室長の野中賢治氏(前全国学童保育連絡協議会会長)の講義がありました。
「放課後児童クラブ基礎研修テキスト」と、この間の成果である、「放課後児童クラブ~運営改善のための自己点検テキスト~」と素晴らしい「発達障害の子ども達の受け入れのために■児童館・放課後児童クラブ職員テキスト■」を基に、子ども達の発達や集団特性等から見た放課後児童クラブ(学童保育)の課題を分析し、大変中身のある濃い内容の講義を受けました。
休憩の後、少人数に分かれてグループ討議を行い、児童館や子どもの家、学童保育と様々な立場の奈良や羽曳野・大阪市等多様な地域の方でテーマに沿って交流と討議を行いました。
再度休憩の後、各講師による健全育成に関わるQ&Aのコーナーがありました。
障害児との関わり方、民間の施設の学校との連携の仕方・安全対策等々難しい質問に的確に答えられていて大変勉強になりました。
特に施設内で異性の子どもとのハグの問題の質問には、「膝に乗せるのもセクハラになる」と明快に答えられていて、「疑われる事をしない!」とテキストの放課後指導員の職場倫理の項をあげ、明文化した倫理規範を作成する事が大事であると述べられていました。
大変示唆に富んだ、内容の濃い一日研修でした。
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