大阪学童保育研究集会
府下の公立・民間の学童保育で構成する大阪学童保育連絡協議会主催の第39回大阪学童保育研究集会が堺工科高校で開催されました。
松原のオリジナルの学童保育の歌と構成詩・スライド、そして子ども達の様々な学童保育での遊びの披露等元気いっぱいのオープニングで開会しました。
記念講演は東大法学部卒の弁護士(現在は教務に専任)で法学館/伊藤塾の塾長で憲法についての造詣が深くマスメディアにも登場している伊藤真氏の講演でした。
多数決で奪ってはならない価値は人権であり、多数決で行ってはいけないのは戦争であり、ムードや目先の利益に流されず、多数決で奪ってはならない価値がある事・・・。
憲法は様々な価値観や違いを多様性ととらえる事を平等ととらえ、国家や政治家・公務員は憲法を尊重し養護する義務を負い(第99条)、国民は国家や政治家に憲法を守らせる義務を負うと言う、憲法があらゆる法の上にある事を改めて捉えることが出来ました。
憲法の国際社会における先見性と民主主義国家の見本にされている事への日本人としての誇りと現憲法を守る事の意義と改憲の動きのきな臭さを再確認出来ました。
昼からの分科会は「放課後子どもプランと学童保育」の分科会に参加しました。
東京江戸川区の一体化の例と大阪府守口市の複合型の例が報告され、熊取町の先見的な学童保育から「NPO熊取こどもとおとなのネットワーク」へと発展し地域と一体になって子どもの居場所づくりに取り組んでいる例が報告されました。 特に熊取の町づくりの視点での、土曜日の放課後子ども教室活動や、不登校を考える会や中・高校生の親の会等々地域での多様な活動が地域でのネットワークづくりと行政を動かす力になっている報告は大きな力になりました。
朝早くから要員で参加したり等でなかなか大変でしたが大きな学びを得て堺を後にしました。
雨の中でしたが、累計約1500人と沢山の参加で学童保育に確信を持った集会でした。
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