平和のつどいin北大阪

3/3に大阪市教職員組合北大阪支部主催で大阪経済大学で第3回平和のつどいが開催され参加して来ました。
市立盲学校の有志の合唱団が憲法9条№1と言う替え歌を披露してくれたり、インターネットから平和を願う広島の小学生が作った歌が世界中に広がり600番以上の歌詞が出来ている「ねがい」と知っている人もいるかと思う「ひとりの手」をギターとキーボードも入って合唱してくれました。
やはり歌はいいなぁ~としみじみ思いました。
この日の講演会は「ルポ解雇」「子会社は叫ぶ」等の著書のあるノンフィクションライターの島本慈子さんの講演で、テーマは「いまだから伝えたい-戦争で死ぬ、ということ-」で最新刊「戦争で、死ぬということ」(岩波書店)の内容と絡めたお話でした。
労働コスト削減の実際と規制緩和がなぜされ、どんな事が起こっているかの話は衝撃的でした。
最近の事故・事件に多く絡んでいる、事業の個人事業者・個人請負と言う親会社や発注元が責任を問われない究極の非正規雇用の実態・・・セクハラ等人権侵害があっても言いたくても文句を言えない派遣の実態・・・教員の有期雇用化(教員免許更新制)による派遣社員化・・・それが「首相が言っているからしかたがない」と言う暮らしや政治と労働・企業を切り離して考えない若者のインタビューの回答等最初はずっと調べておられる労働政策の内容でした。
そして、戦争について、様々な実体験した方達の手記や言葉・当時の新聞記事等から色々なアプローチで調べられ、戦争の本質は15年戦争の頃からイラク戦争まで「人が死ぬ」と言う核心のままであり、それは「殺人と復讐の連鎖」であり、「憎しみの渦を生む」と分析しておられました。
東京大空襲でB29の若い兵士を市民が撲殺した話や目の前で友人が殺されたアフガンの一般市民のアメリカへの憎しみ等々様々な現場の例を挙げてその「憎しみの連鎖」を説明して下さいました。
特に憲法9条を変えることで日本が「労働者が人を殺すために働く」社会に近づく軍産複合体社会になる危険性を警鐘しておられました。
この動きに歯止めをかけるのは9.11テロで肉親を失った中村氏が言っていた「人の心を想像せよ」・「人の痛み・苦しみ・悲しみを共感・共有する」と言う言葉を紹介して下さり胸を打ちました。
大変示唆に富んだ、平和の意味と戦争の意味について考えさせられた、深い内容のある講演会でした。
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