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2005.06.30

大阪学童保育研究集会

 6/26に第37回大阪学童保育研究集会が阪南大学構内で開催され参加して来ました。
 オープニングに松原市の公立学童保育の卒所式の公式ビデオが放映され、けん玉・一輪車・縄跳びから・太鼓や民舞等まさに学童保育で培った力の発表の場になっている映像でした。
 その後松原市のこぶしクラブの学童っ子をはじめ沢山の子ども達による「空が空であるように」や「世界中の子ども達が」の元気な合唱で元気をいただきました。
 

 基調報告では、学童保育=留守家庭児童対策事業を全児童対策事業=(大阪市のいきいき事業等児童館的事業)に一本化しようとする国や行政の動きや、指定管理者制度の学童保育現場への導入の問題、各市で起こっている雇用止めや「任期付き短時間職員制度」導入の動き等昨今の全国や大阪府の学童保育を巡る情勢が簡潔に語られました。

 特別報告は、吹田市のたけのこ学級にお子さんを預けておられる御夫婦が仲良く一緒に壇上に立たれ、それぞれ、施設の父母会長や大阪府学童保育連絡協議会の役員をしながら、学童保育にわが子を預ける事で、不安なく働け、沢山の素晴らしい仲間と出会えた事に嬉しく思い感謝していると二人で元気に述べられ会場から共感の拍手が沸いていました。
 次は大阪市の東住吉区のひよこ学童の卒所生で今母として学童保育に子どもを預け、自分の学童保育時代を振り返り、子どもの頃近所の人に「学童保育に預けてかわいそう」と言われ逆に「こんな楽しい学童保育に入れなくてかわいそう」と思った。と誇りを持って述べられていたのが印象的でした。

 そして記念講演は関西を代表する文化人である立命館大学教授の木津川計さんのユーモアいっぱいの判りやすい文化論の講演がありました。
 そして昼から分科会や分散会に分かれしっかり勉強して来ました。

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