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2005.03.01

食育

 同じくNHKネタですが、見回り先生の番組が終わってからすぐに、NHK土曜フォーラムがあり、「食育はなぜ必要」と題してパネルディスカッションがあり、コーディネーターに東京農業大学の客員教授の中村氏が、パネラーの中に女子栄養大学助教授の武見氏等研究者や実践者が出席されていて大変勉強になりました。
 映像として世界規模で「食」の乱れが問題になっていて、フランスはこの危機を「食育」で打開しようと政府が先頭に立って様々な取り組みが紹介されていました。
 国内的には、食事にマヨネーズやケチャップをかけて素材の味が失われている事、親子で一緒に食べても同じ物を食べないバラバラ食や三角食べをしない同じ物を食べてから違うものを食べるバッカリ食が増えている事等食生活の乱れが指摘されていました。
 逆に先進的な例として、四国の南国市の農家と学校が一体となった農業体験を含めた完全米飯給食の例もあげられていました。
 パネラーでもある香川県国分寺市国分寺中学の校長の竹下氏は、自校の弁当の日の取り組みについて述べられていましたが、驚きました。
 小学校の5・6年生限定で年に5回、子ども自身が家で弁当を作ってくると言うプロジェクトで、最初は戸惑った親御さん達に「基礎基本は学校で責任を持つ」と導入したところ、家庭での親子のコミュニケーションや生活力の獲得、又学校内はランチルームで異年齢が一同に会して食事をする事で、低学年が「はやくあんな弁当を作ってみたい」と言う憧れと尊敬を持つ通過儀礼にもなっていると言う実践でした。
 中学生の弁当の中身も美しく、楽しんで作っている事がよくわかります。

 又、今まで、下から、家庭=暮らし・地域=あそび・学校=学びと言う三角形のピラミッドがあり基礎的な生きる力を育んでいたバランスが、今は学びの部分が過大に評価される世の中によって上が肥大し、逆三角形になっていてバランスが崩れているとも指摘されていました。
 番組の最後にもまとめられていましたが、食育=命の大切さを学ぶと言う事だと改めて学ばせてもらいました。
 なかなか、忙しさにかまけて失いがちな視点を得た事と、しゃっちこばって考えるのでなく「おいしく・楽しく」を基本に毎日「食」と学んだらいいのかな、と思った番組でした。

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