学童保育指導員研修
2/15に大阪市中央青年センターで、大阪市留守家庭児童対策事業施設指導員研修会と銘打って「子どもの発達と保障」と題して大阪市社会福祉協議会主催の研修会が行なわれました。
講師は、大阪教育大学の教授で発達心理学の専門家の秋葉英則先生でした。
講師依頼が多く、なかなか聞けない先生で、しかも寝屋川の17歳少年の事件があった時だけに大変勉強になりました。
お話は、子どもの概念の歴史から始まり、ルソーやドベス等の先人のお話、社会のしくみに歪みやひずみが起こっている事、負け組み・勝ち組み等で競争概念を煽るマスメディア、異常な事が身近で起こり通常化している社会病理等々幅が広く大変深く示唆に富んだ内容でした。
佐世保の事件の昨年9月の裁判所の決定文を分析されており、その内容が認知能力・対人関係・情緒から分析された文章であり、全般的に、そこから幼児期の歪みやひずみが9・10才の節目に現れている例であると言う様な事を仰っていました。
自己肯定感(観)の重要さと、幼児期・9.10歳の節の発達的観点の重要性と生活体験の大切さを再度認識した研修でした。
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